有川浩、「シアター!」。

今、もっとも楽しみにしている作家である有川浩の「シアター!」を読んだ。
小気味のよい会話、人のイヤな面も素晴らしい面も隠すところなく書ききってしまう勇気と筆力。
この作家は旺盛な好奇心と感度の良いアンテナを持ち、取材というかどこへでも飛び込み、自分が面白いと感じたことを、人に伝えたいと真剣に書いていく。そんなまっすぐな気持ちがいいんだよな。
そして何より、読んで面白い、楽しいのだ。
「シアター!」は、演劇の、吹けば飛ぶような劇団が舞台だ。
しかし、そこには濃密で力いっぱいに生きている、ちょっと失敗もしている愛すべき人たちが描かれている。
かつて「図書館戦争」の秀逸なネーミングにびっくりしたけど、それから刊を重ねるごとにぐいぐいと上手くなり、そして「三匹のおっさん」、「阪急電車」、「キケン」などなど楽しい読書の時間を過ごしてきた。

この作家と同じ時代に生きて、これからも新作が読める。これは幸せなことである。




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