PENTAXに幸あれ。

ニュースによると、「HOYAがPENTAXのデジタルカメラ部門を新会社として切り離し、リコーへ譲渡する」ことになったそうだ。
PENTAXユーザーの私に、なぜ、このような苦難が再び!

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これは今、お気に入りのPENTAX K-rだ。レンズのフォクトレンダーAPO-LANTHAR90mmとの相性も良い。

ふりかえれば今から5年前の2006年1月、「ミノルタがカメラ事業から撤退」の報道に、私は泣いた。
なぜなら、ほんの1カ月前にミノルタ一眼レフカメラを手にして、ニコニコしていたからだ。
ミノルタのカメラ部門はソニーに移ると聞いて、さらに失望した。
当時、ソニーというブランドに私はなんの魅力を感じていなかったからだ。その気持ちは今も変わらないし、そのまま追いかけてソニーの名前が付いたデジイチを持つはめにならずに良かったと思う。

その時、いくつか選択肢はあった。ニコンか、キャノンか、さて、どうしよう?ユーザーの数で言えばキャノンだし、知っている限りのプロ・カメラマンは揃ってキャノンだ。そこで私のへそまがりが頭をもたげたのである。みんなが持ってるメジャー製品よりも、きらりと輝くマイナーこそ粋である、と。
そこで選んだのが、PENTAXだった。
実はPENTAXのカメラづくりの歴史は古く、フィルム一眼レフの商品化ではキャノンより5年も早かったほどである。また、味わいのあるレンズも数多く、フィルム時代のレンズは無理なくデジタル世代のボディで使えるというメーカーの姿勢も素晴らしい。
それが数年前、悪役であるHOYAに買収されたのである。HOYAはカメラや写真文化にはまるで興味はなく、PENTAXが持っている内視鏡などの先端技術だけが欲しかったのだ。そして今回、カメラ事業だけをきれいに切り取ってリコーに譲渡した。
憎たらしいことにHOYAの担当者は「ほっとしました。」などと、記者会見でヌカしている。おのれ、HOYAめ。その名前がついたグラスを、私は二度と口にふれせさはしないだろう。

さて、PENTAXである。
幸いなことにリコーはカメラ事業に興味が深く、またGRデジタルなどのユニークな製品も知られている。その昔、リコーはPENTAXとの共通マウントでカメラやレンズを作った仲でもある。
かつて恋人だった二人が、いろいろあったけど、やっとこのたび結ばれた。のかも知れない。どうかうまくいって欲しい。まるで親戚のおっちゃんのように、あるいは永遠の片思いのように、PENTAXとリコーの幸を祈るのである。





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